岡保アグリパークは、
コシヒカリを生み出した福井県農業試験場、
建設計画の福井市東山クリーンセンターの温熱利用、
さらには東山プールなどを有機的に利用した
観光型農業・農園を目指す一大プロジェクトである。
はじめに
農業を取り巻く環境は、高齢化や担い手不足など厳しいものがあります。
一方でアグリビジネスは大規模営農や6次化、IOTなどを組み込んだスマート農業への取り組みで
成長産業の一つとして脚光を浴びています。
岡保地区を取り巻く環境を見た場合、北陸自動車道の福井IC、福井北ICのほぼ中間に位置し、
福井市中心部からも車で10分程度と至近距離にあります。
また、3年後には北陸新幹線の敦賀開業、中部縦貫自動車道の全線開通なども控え、交通環境も恵まれた立地にあります。
さらにコシヒカリ・いちほまれを開発した福井県農業試験場も隣接しています。
福井市の新クリーンセンターも7年後には完成の予定で、
排出される熱源を利用しての野菜工場やハウス栽培などには期待は大きい所です。
このような恵まれた環境は全国的にも珍しく、岡保地区の発展を考えた場合、
このチャンスを農業経営やアグリビジネスに活かし、将来の魅力ある地域づくりの
起爆剤にしたいと考えます。